ピル(経口避妊剤)
合成卵胞ホルモンと黄体ホルモンが主成分が主成分である。 人口的に妊娠中と同様の状態にして、排卵を抑える。 また、子宮内膜変化による着床阻害作用、,頸管粘液変化による精子通過阻害作用等により、避妊効果を発揮する。
- 飲み方
- 21錠型:1周期目は、1日1錠を毎日一定の時刻に,指定された順番に従い、21日間連続経口投与し、7日間休薬する。2周期目は、1周期服用開始29日目より、1週期目と同様に服用、休薬する。3周期目以降は、2周期目と同様に投与する。
28錠型:1周期目は、1日1錠を毎日一定の時刻に、指定された順番に従い、28日間連続経口投与する。
2周期目は、1周期服用開始29日目より、1周期目と同様に服用,3周期目以降は、2周期目と同様に服用する。
※初回は、月経第1日目から、服用開始する。 - 飲み忘れたら
- 翌日までに気づいたら、直ちに飲み忘れた錠剤を服用し、その日の錠剤も通常服用。
2日以上連続して飲み忘れたら、服用を中止、次の月経を待って投与を再開する。
(その周期は、他の避妊法を使用すること)
※経口避妊剤使用開始1年間の飲み忘れを含めた一般的使用における失敗率は、5%との報告がある。 - 服用してはいけない人
- 乳がん,子宮がん、子宮筋腫及びその疑いのある人
35歳以上で1日15本以上の喫煙者
片頭痛、心疾患、高血圧症、糖尿病、肝障害、血栓性素因のある人
妊婦、授乳婦、思春期前 - 副作用
- 血栓症・・・投与を中止する。
- 妊娠を希望する場合
- 月経周期が回復するまで避妊することが望ましい。
- 長期投与を行う場合
- 6ヶ月毎の検診を受けること。
医師の処方箋が必要です。
経口避妊剤は、HIV感染(エイズ)及び他の性感染症を防止するものではありません。